« 最終回[温泉]短歌 紹介されました。そして……(かとちえの短歌ストーリー) | トップページ | “Perfume”で付け句!第五弾「Dream Fighter」(祝!発売)編 Perfume……?賞発表!! »

くやしい話。

“Perfume”で付け句!第五弾「Dream Fighter」編、Perfume賞の発表はまだなんですが……

ふれずにはいれないと思うのでふれておきたいと思います。

くやしい話です。

笹井宏之さんが亡くなりました。


僕が枡野浩一さんの「かんたん短歌blog」に投稿しだした時には、もう笹井さんは卒業されてこんなメッセージを残していました。

そして、次に投稿をはじめた笹公人さんの「笹短歌ドットコム」ではたびたびご一緒できましたこと、今となってはよい思い出です。

当時の好きな歌として、

・廃品になってはじめて本当の空を映せるのだね、テレビは
・マンボウのようにヨーロッパの人が長椅子を立ち上がって消えた
・雪の降るみなもに全砲身を向けしずかに錆びてゆくガンタンク
・しあわせのかたちは春の日溜まりの安西先生ではないかしら  

をあげさせていただきます。


でも、僕が一番衝撃を受けた歌は、「ひとさらい」の中の、

・この森で軍手を売って暮らしたい まちがえて図書館を建てたい

です。

「軍手はちょっとわかるけど、なんで図書館建てんのよ~(笑)この発想はなかったわwwwwwwww」という第一印象でしたが。

実はそれは、嫉妬するような思いの裏返しでした。

「この突き抜けた発想はなに?笹井さんって何者?」

僕の心がさらわれました。


僕にはこんな歌は絶対に詠めない……。いいやきっと、他の誰にも詠めない……。

くやしい……。


最初で最後の歌集に、「ひとさらい」なんて名前をつけたこともくやしい……。

「ひとさらい」が笹井さんをさらっていっちゃってくやしい……。

「ひとさらい」が僕の心もさらったまんまでくやしい……。

そしてきっと、

これからも「ひとさらい」が多くのひとをくやしくさせる。

それがまた、くやしい……。


くやしいけれど、ご冥福をお祈りいたします。


【追記】
ブログにコメントしてきました。

コメントは承認待ちのままですが待てば承認してくれそうです(岡本雅哉)

|
|

« 最終回[温泉]短歌 紹介されました。そして……(かとちえの短歌ストーリー) | トップページ | “Perfume”で付け句!第五弾「Dream Fighter」(祝!発売)編 Perfume……?賞発表!! »

コメント

雪であることをわすれているようなゆきだるまからもらうてぶくろ

切ないけれどどこか暖か味のある歌。
題詠2007に投稿された笹井さんの歌から抜粋させていただきました(いいのかな(汗))

残された歌の数々は永遠なんだね。

投稿: 西野明日香 | 2009年1月29日 (木) 14時41分

西野さん、こんばんは!

そうだった、笹井さん題詠にも投稿してたんだっけ……

これからも、いろんな場所で出会うたびに思い出すんでしょうね……

お互い、人の心に残る歌をいっぱい残せるようにがんばりましょう!

投稿: 岡本雅哉 | 2009年1月29日 (木) 23時21分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/145038/43871844

この記事へのトラックバック一覧です: くやしい話。:

« 最終回[温泉]短歌 紹介されました。そして……(かとちえの短歌ストーリー) | トップページ | “Perfume”で付け句!第五弾「Dream Fighter」(祝!発売)編 Perfume……?賞発表!! »