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(漫画家)短歌 斉藤真伸さんに歌評をいただきました(笹短歌ドットコム)

 笹公人師範の、笹短歌ドットコム「地名」歌評その3&「漫画家」歌評において斉藤真伸さんより以下の歌を取りあげていただきました。どうもありがとうございました。


 忘れてた大事なことをささやいたこうの史代が朧月夜に


斉藤師範代からのコメントは……

これもイマイチ発想がベタかな。こうの作品について「忘れてた大事なことをささやい」てくれると評する人はけっこう多いんで。ちなみに僕にとってこうの史代は、ものすごく萌える女性を描く漫画家です。

とのことでした。

ひとつの歌をこまかく分析していただけるのがありがたいこの企画、ようやく自分の歌もとりあげていただけましたよ。こうの史代さんについては、Wikipedia

もともと百合モノを描こうと思っていたらしい
とあったので、“萌え”と結びつくのかな……と思っていたところ、ひきつづき斉藤さんから、
こうの史代といえば「長い道」は読みましたか? この人はもしかしたら、メディアによって型をはめられた「萌え」という概念を、もっと違った方向に進化させる可能性をもってりうのかもしれない…。

「萌え」という言葉はもっと幅のある言葉だと思うんですが、いまのマスコミでの使われ方だとただの流行語で終わってしまう可能性大なのでもったいないと考えています。

とのコメントをいただきました。“萌え”というと自分の派遣社員時代の同僚(27歳独身声優志望のアニメ・ゲームオタ)がやけに通る声(毎日の発生練習は欠かさないらしい)で「萌え萌え~♪」とよく叫んでいたので、そのイメージが僕の中では固まってしまっています(○ベ君元気ー?)。超マイナスイメージです!電車男でも若人あきら我修院達也さんが使ってたような……すごい濃いキャラで!

さて、気を取り直して。
斉藤師範代に“萌え”の未来をすら感じさせる女性とな?気になる。ネットで調べてみました。
長い道面白そう……レビューを見ると、ちょっと自虐の詩っぽい感じもしますね。でも、奥さんはきっと斉藤師範代の言われる“萌え”を感じさせるキャラクターなのでしょう!こんどぜひ読んで詠んでみよう(笑)

それから、“一字あき”についての質問を以下のごとくさせていただいたのですが、そちらについても斉藤師範代からご回答をいただきました。

それから、いまさらになってしまってアレなんですが、当初この歌は一字あきがありました。

・忘れてた 大事なことをささやいたこうの史代が朧月夜に

という感じに……

その意図は、「こうの史代の漫画はタッチがやわらかいから、すっと読み流してしまうけれど、後から“何か大事なことを言っていたぞ……”とうっすらと思い出してしまう」というものでした。ですので自分的には、“忘れてた大事なこと”をささやくという意味ではなかったのです……

しかし、一字あきはやたらと入れてはいけないんだよな……と思い出して取ってしまいました。

あとからいろいろいうのはよくないな、と思って黙っていたのですが、言っちゃいました(笑)。そういう意図であったら入れておいたらよかったかなと……。

また、一字あきを入れたほうがよい、よくない場合についてのご考察など、機会があれば教えてください。

斉藤師範代からのご回答は、

確かに一字あけにするとこの歌ちょっと印象が違いますね。でもやっぱり「大事なことをささやいた」まで言っちゃうと面白くない。「忘れてた大事なことを忘れてた」とリフレインにする手もありますけどね。

一字空けですが、歌の言葉の流れや、読者の意識を一旦途切れさせる効果があると覚えておいてください。僕自身はあんまりこれ使うの好きじゃなくて、「、」(読点)使うこと多いですね。

とのことでした。ついついストレートな物言いになりすぎて、「みなまで言うな……」という展開になりがちなんですよね自分……次作を詠むときには気をつけよう。それから、読点を使うという発想はいままで自分にはなかったな……一字空けよりもわざとらしくならなくてよいかもしれない。今度使ってみよう。

斉藤師範代から丁寧なご回答をいただき、ますます精進せねば!との決意を固めた本日の自分です。
そろそろ(SF)短歌の総評も発表になるころかな……楽しみです。


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